【アート講座】の記事

交響曲・オペラ・バレエ ~ひいきの作曲家を見つけよう~ (9/5)

投稿日:2020年9月28日

本来ならば3月14日に予定されていた2019第10回アート講座が、新型コロナウイルス感染防止のため延期となり、9月5日になってやっと開催することができました。

日時が空いてしまったこと、感染の不安がなかなか解消されないことから、どのくらいの方々がおいでくださるか、心配していたのですが、とても多くの方が出席してくださり、うれしく思いました。

 

今日は音楽ジャーナリスト、評論家の林田直樹さんが、クラシック音楽にもっともっと親しむきっかけとなるよう、クラシック音楽を交響曲、オペラ、バレエの分野からそれぞれ2名の作曲家をご紹介くださいました。そして林田さんが厳選された、CDやDVDを聴くことができました。

ベートーヴェンは交響曲第5番ハ短調第1楽章をクルレンツィス指揮ムジカエテルナ演奏で鑑賞(運命とよぶのは日本だけだそうです)暴力的かつ衝撃的な演奏を楽しみました。

シベリウスは交響曲第5番変ホ長調第3楽章をラトル指揮、ベルリンフィル演奏で鑑賞。ヘンデルはオペラ「アリオダンテ」よりジャルスキーの歌で「不実な女よ」 アイム指揮、ル・コンセール・ダストレの演奏を鑑賞、カウンターテナーの美しさ、力強さに驚きました。このアリアは土砂降りの雨の中を泣きながら歩いているようだとのこと。

モーツァルトはオペラ『魔笛」からフィッシャー指揮パリ国立歌劇場管弦楽団演奏で『復讐の炎は地獄のように心に燃え」をナタリー・デセイの夜の女王で堪能。デセイが何故女王は怒っているのか という解釈がとても納得できて力強いソプラノに涙が出そうでした。デセイの椿姫が大好きだったので、また違う魅力を知ることができました。

チャイコフスキーはマシュー・ボーンの振り付け演出による『白鳥の湖」斬新な解釈、振り付けはドラマ感にあふれ、もっと見ていたかったです。

最後はプロコフィエフの『ロメオとジュリエット」第1幕「バルコニーの情景」を英国ロイヤル・バレエで 楽しみました。タマラ・ロホのジュリエット、カルロス・アコスタのロメオでした。

林田さんのお話しを聞いたあとで聴いたシベリウスは本当に映像的で、山、谷、湖、空に包まれるようでした。それぞれの作曲家が生きた時代背景やエピソードを知ることで、より幅広く深く楽しむことが出来るのだと実感し、楽しいお話しに時間があっという間に過ぎてしまいました。

 

これで2019のアート講座は修了し、来月からは2020の新しい講座が始まります。

(投稿文:だいあん、記録写真:白馬童子)