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コンサートマスターとリーダーシップ~オーケストラの命運を握ってます!~(2/23)

投稿日:2019年3月13日

本日は、読売日本交響楽団コンサートマスター、昭和音楽大学教授のヴァイオリニスト小森谷巧さん、そしてインタビュアーにピアニスト酒井愛可さんをお招きした。

 

コンサートマスターのお話を中心に、小森谷さんの幼少期や東京、ウィーン、ロンドンで過ごした学生時代のお話を初め、現在弾かれている楽器との出会い・オーケストラや室内楽のお話等、幅広いお話をしてくださった。

 

ピアニストの酒井さんのインタビューもわかりやすく軽快で、終始温かな雰囲気でお話が進み、とても有意義な時間となった。

 

特に、コンサートマスターのお話は、とても印象に残っている。「コンサートマスターに教科書はなく、つまり正解はない。団員が、新しいことをやることや、自分がやりたいことをやるのは、自然なことであると思っている。だからこそ、オーケストラでは仲間との信頼関係がとても大切である。そのために、多くの団員と、本音を話し合う等のコミュニケーションを心がけている」とおっしゃっていた。この言葉は、常日頃工夫しながら大勢の団員の方を統率されている小森谷さんならではのお話で、大変興味深い内容であった。

 

また、最後の演奏では、無伴奏曲、しっとりとした曲調の曲、そしてマルカートで明るい曲調の曲と、それぞれ雰囲気の違う曲を演奏してくださり、多くの人が魅力的な演奏の世界に引き込まれたであろう。

オーケストラを初め、音楽についての新しいことをたくさん知ることができ、音楽への興味がわくとともに、小森谷さんと酒井さんのお話が心地よいテンポ感で繰り広げられ、お話をより一層楽しむことができた。(記録文    )