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アート講座vol.7 「マエストロ 飯守泰次郎の世界」(2016/2/20)

投稿日:2016年3月8日

春の嵐の天気予報となった今日は、アート講座vol.7 第9回「マエストロ 飯守泰次郎の世界」。
指揮者 飯守泰次郎先生と音楽評論家 萩谷由喜子先生によって、自ら「嵐のような」と、称された人生と音楽について、貴重な写真や映像も混じえつつお話くださった。

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戦時中に、満州でお生まれになった飯守先生は音楽に溢れたご家庭で育たれ、桐朋学園に進まれる事となった。
そこで先ず先生は、斉藤秀雄先生に徹底的なプロ教育を受けられたそうだ。 その後、藤原歌劇団、アメリカ留学、バイロイト音楽祭での助手のご経験、ドイツ各地の劇場での日々等、特にワーグナーオペラについてたくさんの研鑽を積まれた。

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現在、新国立劇場オペラ部門芸術監督、東京シティ・フィル桂冠名誉指揮者等、日本のクラシック界のまさしくマエストロとしてご活躍なさっている。そんな先生が、幼い頃を振り返られ、ご自身を「自信のない末っ子」と、称されたが、そんな姿は写真を拝見してもなお、全く想像ができない。が、「人生の中での出逢いを、自分がどのように捉えるかが大切だ。」と、話してくださったことが、とても印象に残っている。

後半は、先生指揮の録音によるエロイカ、田園、ドヴォルザーク交響曲第8番、ハフナー、ブルックナー交響曲第7番や、ワーグナーのオペラを聴かせて頂き、その特徴や作品の持つ音楽史的な意義を、とても分かりやすく話してくださった。

新国立劇場でのオペラを実際に観てみたくなった方も多いのではないだろうか。
5/8は、新百合ケ丘アルテリッカ芸術祭のフィナーレ、飯守泰次郎指揮による東京交響楽団の演奏会が開かれる。

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嵐のような聴衆の拍手によって閉幕となる…。そんな嬉しい予感を感じつつ、予報通りの雨の中、帰路につきました。

(嵐になってなくてよかったです^ ^) (写真 E-riverさん、投稿文 ジョリ)