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アート講座vol4 第4回 「ヘルベルト・フォン・ホリヤン 本日も満員御礼」 講師 指揮者 堀俊輔

投稿日:2012年11月30日

11月24日(土)に、「ヘルベルト・フォン・ホリヤン 本日も満員御礼」と題して、指揮者 堀俊輔先生をお招きしました。
先生の音楽にかける情熱にたっぷり触れた2時間でした。受講生からの投稿文を掲載いたします。

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本日はアルテリッカでも活躍していらっしゃる堀 俊輔先生の講義である。堀先生
といえば「ホリヤン」として有名であるが、私自身はアルテリッカの講演を拝見して
かっての山本直純さんとそんなに大きくは違わない感を持っていた。(ゴメンナサイ)

今日講演をお聴きして明確な目的を持って芸術家・教育家として演奏会を活用して
おられるという認識を持ち、従来の先生に対するイメージを一変させた。講演その
ものも軽快なテンポで時々ジョークを交えながら展開させて聴衆を見事にひきつける
もので愉快に拝聴した。
指揮者の歴史から始まり 音楽家というものはかっては宮廷の召使と同じで現在の
指揮者の服装もその名残であるとか、リュリやハンスフォンビュロの近代的指揮者の
出現についての話とかをされとても興味深かった。
ご自分の生い立ちについても言及され大阪のみなみで父上が粟おこしを商っており、
母上が教育ママであったっとか、父上が逝去後家業がうまくいかず、たばこ屋の転業
したとかの話をされた。話の合間にいろいろな声色を演技され思わず笑ってしまった。
早稲田大学進学や東京芸大の指揮者コースへの入学のいきさつなどのエピソードも
大変面白かったが、また家業がうまくいかずご苦労をされた話も面白おかしく話して
おられたが、相当な苦しみや葛藤があったのだろうなと想像した。22年前の紳助司会
のTV番組の先生出演の録画を見せていただいたが、その中では先生の仕事ぶりや
先生の生き様が明確に示されていた。若い人のファンを広げる意図でコンサート後の
サイン会を実施あるとか、東京交響楽団の秋山先生を恩師として敬う姿とか、先生の
魅力を一層増すものであった。
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後半は一転してご自分の信条について触れられた。子供に対する教育プログラムを
実行しているとのことでその意味するところを3点挙げられた。1)子供に早い内から
良い音楽を聴かせると良い資質が育成される。2)子供は音楽の未来の聴衆であり
良い聴き手を作る。3)子供を対象にすると国や地方自治体からの金の流れを掴めて
オーケストラの維持発展に大いに役立つ。がそれである。極めて明快なビジョンであり
納得できるものである。またいろいろな例を挙げて音楽が出来ると勉強も出来る、
声楽家は長生きできないが指揮者は長生きできるといった極めて面白い論理を展開
され聴いている我々の笑いを誘った。指揮者も日本には50人といないそうだが、
時代を担う子供たちの芸術体験を国も支援中であり、裾野を広げていくことが国づくり
の意味からも重要ということで話を締めくくられた。2時間の講演も先生の人柄に
魅せられてあっという間に終了した。恒例のサイン会も行われ長い行列ができていた。

先生 今後も子供たちにも、我々年配者にも引き続き良い音楽を提供して下さい。
本日は楽しいお話をありがとうございました。(アメリカン/写真提供 ERさん)
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