【アート講座】の記事

アート講座vol5 第4回「音楽のまちづくり」

投稿日:2014年3月25日

アート講座の第4回は、「音楽のまちづくり 」(2013/11/9)と題して、昭和音楽大学ラ・サーラ・スカラにて前川崎市長阿部孝夫氏をお招きしました。

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川崎のイメージは、今や『音楽のまち 川崎』に変貌をとげました。その音楽のまちへのシナリオがどのように作られ、その根底にどんなポリシーがあったのか。川崎市の文化行政について、その裏側や経緯についてご講演がありました。


受講生から「前市長のお話は、一般の人にはなかなか知る機会がないので、大変興味深くきくことができた」と投稿いただいております。

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前半は、自治省時代に経験された地方のブランディング戦略について、紹介がありました。リスクをとっても、より高いブランディング力を生み出せるよう、日本のどこにもない、トップを狙う企画が非常に重要な要素であるとのこと。


一方、費用対効果という目線も大切で、市民の負担と満足度のバランスをうまくとっていく。そのためにも、よりレベルの高い発想が文化分野に求められています。


そのシンボル的存在が、ミューザ川崎シンフォニーホールであり、音楽のまちづくりはミューザから始まりました。その山あり、谷ありの音楽のまちづくりのシナリオについて、その時々の判断がどのように行われたのかに触れられ、その文化に対する深い理解とマーケティング的発想で、川崎のブランド力が高まってきたということが理解できました。

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また、その一例として、アルテリッカしんゆり芸術祭をあげられました。新百合ヶ丘は、2つの芸術大学があり芸術家の人材育成の場所でもあり、芸術の専門家、そして、多くの質の高い鑑賞者も住んでいらっしゃいます。


その新百合で産声をあげたアルテリッカしんゆり芸術祭。オペラ、バレエ、クラシック、演劇、落語と実に幅が広い。各公演は高品質であり、多数のボランティアも活躍。これだけ狭いエリアで行われる芸術祭としては、世界レベルの芸術祭との説明がありました。


市民としては、継続的な芸術文化を育てるサイクルが形づくれると良いなと感じました。


お忙しい中、アート講座の講師を務めていただき、本当にありがとうございました。


(スタッフ S 写真提供 ERさん)