【アート講座】の記事

1/20(土)ドラムから視える大地の鼓動

投稿日:2018年3月23日

 本日はドラマ―の岩瀬立飛先生の講演だ。私は昔からドラムと聞くと自己主張が強く、調和が難しい楽器というイメージを持っていたが、今日の講演でその印象はすっかり変わってしまった。まずは助手の川口さんと一緒に登場され講演が始まった。

 ドラムのセットについてはひとまとめになってから100年程度でしか経過しておらず、未だに組み合わせ方はいろいろな可能性に富んでおり、どう使うかは決まったパターンはないという説明から入り、また楽譜に書かれたとおりのことをやっていても面白い現象が現れない特徴をもつ楽器であると話をされ、その内容にいきなり魅了された。
 ドラムで言葉を表現する例を川口さんによる歌唱や言葉のサポートを受けながら、フラッシュ等を活用して面白く演じられ、我々に判り易く聞かせてくれた。
アフリカを例にとり、人に伝える、呼び集めるといったコミュニケーションツールとしての声から太鼓への変化、単なるコミュニケーションツールから言葉の表現をとらえたものへの変化等々をドラムやシンバルを使用しながら表現され、今まで音というものをあまり深く考えていなかった浅学非才の私には目から(耳から?)鱗といった感じであった。アフリカのリズムの組み立て方は音の高低が主体であるが、長く続けているとリズムが変化しているのにもかかわらず同じものとしてとらえているのは価値観として面白いというフレーズには興味をそそられた。アフリカ的表現と西洋的な音符の世界とのマッチング そして南アメリカでのサンバ ボサノバといったリズムへの変化についても詳しく教えていただいた。全般的に音楽の本質を学ばしていただいたと思う。講演後の質問も多く全てに丁寧に答えていただき大変盛りあがった講演であった。

 4月29日にアルテリッカで演奏されるとのこと、是非聞いてみたい、ジャズに触れてみたいという強い思いがした、岩瀬先生、ジャズの素人にもわかりやすい説明ありがとうございました。
               (記録文 アメリカン、写真 マリリン)