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川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)10周年記念 アート講座 選択講義

投稿日:2018年3月2日

年明けの最初の講座は選択講義の「デフ・パペットシアター・ひとみワークショップ~目で見るコミュニケーション~」でした。
会場に入ると、ホワイトボードに「○△□で何ができる?」と書かれているのが目に入り、どんな非日常が始まるのか期待が高まりました。

  

最初に善岡代表の「デフ・パペットシアター・ひとみ」の紹介があり、代表を含めて3人の方々のテキパキしたリードに沿ってワークショップが始まりました。それにしてもこの劇団が今年、設立38年にもなるとは。そしてアクターがたった6人で演じているとは驚きです。

50名弱の受講者が6人程度のグループに分けられ、一人ひとりに○△□のプラスティックのボードが渡されました。「このボードを使って海の生き物を表現して下さい」との指示に、各グループ四苦八苦。しかし各人が魚になったり、グループ全員で大きなイカになったりと盛り上がってきました。二度目は陸の生き物。この回はストーリーのあるもの、ファッタジックなものも発表されて、大人も意外に(?)想像力があることを証明しました。

  

この二つが終わるころにはすでにグループに仲間意識が生まれていたような。とにかく体を動かすのは心身共に良いことなんですね。

その後3人の方々によるショーが行われ、見慣れない楽器の音も入ってファンタジーの世界に引き込まれました。

  

講義全体を通して、劇団が目指していることの一つである、“ろう者と聴者の感性を活かす”ことに少しは触れられた気がしました。講義後の質疑の中で、海外との手話でのコミュニケーションの難しさも紹介されましたが、ショーはどこでも通じるとの事でした。舞台と観客が想像力で繋がるということなんでしょうね。本当に楽しい時間でした。

(投稿文:ロレンツォ、写真:マリリン)